tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

クレジットカードでSEO対策を訴える クレジットカードについて書きます。

最近の記事
気軽に美容室に行きま…
05/31 00:01
一からSEO対策
05/27 20:10
先づ明瞭な現れとして
05/24 21:33
男は三軒目の家を去つ…
05/19 17:58
満洲に冬が来た
05/19 17:56
オリジナルTシャツ
05/17 10:16
被リンクのテーマの一…
05/15 02:38
濃さに着目した精力剤
05/14 20:52
昂然たる愛にしよう
05/14 20:51
そうすると如何しても
05/08 02:28
即日キャッシングの申…
05/08 02:27
ライブチケットを泣く…
05/03 21:54
「今夜、ひとつよく考…
05/03 21:52
美容室で買うヘアケア…
05/01 18:27
美容室で髪のスペシャ…
05/01 18:25
<<  2012年 10月  >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。






博士の地震計

「そんなばか気たことがあるものかね」
 そういったのは、鉱物学の大家、真鍋博士だった。前には三吉と大辻とが控えている。「そうだ、ばかばかしいや。おい三吉、もう止めて帰ろうよ」と大辻老は腰が落付かぬ。
「いや先生」と三吉は一生懸命だ。「あの月島と日本橋室町とが、もし、地中路で続いていたとしたら、この疑がうまく解けるじゃないですか」
「そんな地中路はありゃせんよ」
「でも地底機関車を使えば作れますよ」
「地底機関車を見たものは一人もないじゃないか。そんなあぶなげな想像は、学者には禁物だ」
「じゃ、僕は地底機関車をきっと発見してきますよ」
「ばかなことを」
「とにかく先生。先生の考案された携帯用地震計を貸して下さい。それで地底機関車を探し当てて来ますから」
「それほどにいうのなら、あいているのを一台貸してあげよう」
 とうとう博士は折れて、三吉のために携帯用地震計を貸し与えた。それは机の引出ほどの大きさの器具だった。
 博士が室を出てゆくと、二人も立上った。
「三吉、そんなもの何にするのだよオ」
「これで僕が手柄を立てて見せるよ」
「手柄といえば」と大辻は急に思い出したように、岩の足型を出して、博士の残していった靴跡に合わせた。
「まだ岩は博士に化けていないや」大辻は仰山に失望の色をあらわしていった。

塾 京都 学習塾 毛を吹いて傷を求める
投稿者 クレジットカード 11:13 | コメント(0)| トラックバック(0)
トラックバック
こちらの記事へのトラックバックは下のURLをコピーして行ってください。
コメント
この記事へのコメントはありません。