2012年09月13日
警報電話であります
「隊長どの、警報電話であります」「警報かッ」中尉は鸚鵡がえしに叫んだ。
「大宮聴音隊発警報」
「ウム」
「本隊は午前三時十五分に於いて、北より西に向いて水平角七十二度、仰角八十度の方向に、敵機と認めらるる爆音を聴取せり。終り」
「御苦労」
伝令はバタバタと駈けて向うへ行った。
聴音機は殆んど頭上を指しているわけだから、聴音機の利く距離を二十キロとして、敵機はずいぶんの高度をとって飛んでいるものらしい。
するとまた直ぐに、別の伝令が靴音も高く飛んできた。
「隊長どの、警報電話であります」
「うむ」
「大宮聴音隊発警報、本隊は午前三時二十分において、北より西に向いて水平角六十九度、仰角八十度の方向に、敵機と認めらるる爆音を聴取せり。終り」
「うむ、御苦労」
計算器を合わせていたM曹長は、顔をあげて叫んだ。
税理士 宝塚 なび兵庫 - 兵庫県 - 塚本寿一税理士事務所 - 0797-85-1491
「大宮聴音隊発警報」
「ウム」
「本隊は午前三時十五分に於いて、北より西に向いて水平角七十二度、仰角八十度の方向に、敵機と認めらるる爆音を聴取せり。終り」
「御苦労」
伝令はバタバタと駈けて向うへ行った。
聴音機は殆んど頭上を指しているわけだから、聴音機の利く距離を二十キロとして、敵機はずいぶんの高度をとって飛んでいるものらしい。
するとまた直ぐに、別の伝令が靴音も高く飛んできた。
「隊長どの、警報電話であります」
「うむ」
「大宮聴音隊発警報、本隊は午前三時二十分において、北より西に向いて水平角六十九度、仰角八十度の方向に、敵機と認めらるる爆音を聴取せり。終り」
「うむ、御苦労」
計算器を合わせていたM曹長は、顔をあげて叫んだ。
税理士 宝塚 なび兵庫 - 兵庫県 - 塚本寿一税理士事務所 - 0797-85-1491
投稿者 クレジットカード 22:02 | コメント(0)| トラックバック(0)
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